一直線女子の映画向上会

国内や海外を問わず映画界の問題点や向上改善に迫っていく次世代型映画ブログ

日本を代表する少女子役と植木千恵と少女役女優のトップのメアリー・ピックフォードのキセキの競演

 

 

表の映画を極めろ一直線女子 長谷川伸の股旅映画と歴代映画音楽家の「紅蝙蝠」肝ったまを公開しました。

表といっても今回は表とは記事内容に大きな関連はありません、今回は「超大俳優の娘の芸名に隠された本名と芸名の密々真相 - 映画を極めろ一直線女子の究極裏道」の裏側の裏側扱いの記事となります。

 

 

 

「日本を代表する少女子役と植木千恵と少女役女優のトップのメアリー・ピックフォードのキセキの競演」開園です。

 

 

 

 

歴代最多の女の子の子役の映画スター植木千恵

 

 

 

今回の記事は歴代最多の映画巨匠20名近くの映画に主演し、名匠を含めると歴代最多の40名近くの映画に主演、現在も続く数多くの映像芸能へ影響を残した、日本映画を代表する大映画スターの片岡千恵蔵。その娘である女の子の名子役、名少女役子役の植木千恵(うえきちえ)についてさらに踏み込んでみました。

 

*映画巨匠20名近く、名匠を含めると40名近く=助演や脇役なら比較的簡単ですが主演なので大きく凄いのです。

 

 

植木千恵(chieUeki)は1953年~1960年までの約8年間で約50作の映画に出演、実はこの数の”女の子の子役”としては歴代上位の最多ともいえる数字であり、こうした面のみを評価すればある種のスターだったといえるでしょう。さらに下記に部分も知るとさらにそれが明確になります。

 

東映の大ヒットした忠臣蔵映画、次郎長映画や股旅時代劇映画、明朗時代劇映画、明朗歌謡時代劇映画、児童向けの中編時代劇映画、現代劇は探偵映画やギャング映画などを主に多彩に出演、

父の片岡千恵蔵が主演で名コンビを組んだ巨匠・内田吐夢松田定次作品などの名作、秀作、大ヒット作、超大ヒット作に当てはまる映画に30作以上も出演しました。父の片岡千恵蔵の影響がもっとも大きいわけですが、歴代の映画子役でも何らかの作品に出演した的中率は子役の中でも突き抜けています。

 

 

歴代映画史の中で男の子の子役のみで50作ほど、またはそれ以上の映画に出演している男の子の子役はたくさんいますが、女の子の子役はほとんどいません。女の子の子役は歴代の有名どころだと美空ひばり高峰秀子などは主演やヒロイン級が多くありましたが、彼女はヒロイン級が10作ほどであり、捉え方にもよるでしょうが、確認できる限りでは明確な主演はありませんでした。

 

*子役のみの女児俳優をどのように表現するか悩みましたが、”女の子の子役”としています。

 

 

 

植木千恵が少年、男の子役で出演した大ヒット映画

 

 

任侠東海道 [DVD]

任侠東海道 [DVD]

 

当時のポスターを元にした映画DVDですが、天下無敵とあり、『任侠東海道』は時代劇映画で1958年の年間観客動員ベスト10に上位ランクイン、東映最大の時代劇黄金期を代表する大オールスター映画の一つ、名子役の植木千恵の父、片岡千恵蔵の超大ヒット映画、巨匠・松田定次との名コンビ、

 

片岡千恵蔵の数多い当たり役の一つの清水の次郎長は事実上の超オールスター映画4部作(3部作+1作扱いの解釈が多い)作られ、100作を越す清水の次郎長の題材映画の歴代の最多観客動員映画で4作の通産は軽く4000万人以上の国民的な大観客動員を記録しました。これは時代劇映画の3、4部作としては歴代最大のヒットです。

 

『任侠東海道』は『任侠清水港』に次ぐ千恵蔵の次郎長2作目ですが、その後の多くの映画スターによる清水の次郎長映画や多くの有名俳優による清水の次郎長題材のテレビドラマが数多く作られる大きなきっかけの一つになりました。

 

『任侠東海道』はオールスター要素や明朗要素、集団要素、侠客要素、娯楽要素など多くの映画要素を上手に組み合わせ、千恵蔵との名コンビの東映大映画プロデューサーの玉木潤一郎も製作で参加、貢献し1作目に次ぎ超大ヒット、この映画に植木千恵は千代吉という少年役で出演しています。少女役と少年役、植木千恵は少女役でも活躍しましたが少年役も多く演じています。

 

 

 

 

植木千恵とメアリー・ピックフォードの実積にも影響する子役の概念と保護法的規制

 

 

 

そもそも子役の概念が何歳までなのかも完全に明確ではありませんが、子役と労働に関する法律(子供を保護する目的で法的に規制)によると”児童が満15歳に達した日”まで最低年齢の子役であると濁わせる部分があり、満13歳に満たない児童についても保護する法的規制が適応されるようです。

 

 

つまり、13歳が多くなる中学生くらい子役の概念にも疑問府が付くといえ、もう一つの保護の15歳くらいまでが子役ともいえるのでしょう。13歳から15歳までが子役の概念の最終ラインだと考えられ、個人的にもこのあたりまでが子役だと考えています。

 

 

 

アメリカ映画の少女役の大スター メアリー・ピックフォードは子役じゃない

 

 

アメリカの歴代の大女優でメアリー・ピックフォード(MaryPickfordという映画ファンなら誰しも知っている有名人がいますが、彼女は少女役女優を中心にアメリカの映画女優で歴代上位(事実上の歴代最多)の250作強の多くの映画に出演しましたが、メアリー・ピックフォードの映画デビューは1909年の15歳です。ぎりぎり子役といえる年齢でデビューしたため、子役女優または子役の時期に活躍した女優というのはかなり困難です。

 

 

1914年には『シンデレラ』(『メアリー・ピックフォードのシンデレラ』)でシンデレラを実写で演じましたが、代表作の一つである1917年の『小公女』は日本ではテレビアニメの世界名作劇場の『小公女セーラ』としても日本で知られ、1921年の『小公子』は日本だとテレビアニメの世界名作劇場の『小公子セディ』、『小公女セーラ』や『小公子セディ』としてメアリー・ピックフォードの映画主演作はアニメファンに認知されています。『小公女』は少女の主演、『小公子』は少年役の主演を演じました。少女が多いですが少女役と少年役です。

 

自分のメアリー・ピックフォードを連想させるメアリーという少女役を10以上の映画で演じました。多く演じた当たり役は少ないですが、代表的な役はいくつかあり、現在もその影響力が絶大な映画女優です。

 

 

その影響は日本にもあります。東宝は元から海外の影響が大きな会社ですが、東宝の戦前の名子役だったころの高峰秀子は彼女の影響を大きく受けています。多く演じた貧乏で家族を支える少女役もメアリー・ピックフォードが広く指摘されます。

 

 

 

メアリー・ピックフォードのシンデレラ [DVD]

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植木千恵とメアリー・ピックフォードの意外すぎるキセキの競演

 

 

メアリー・ピックフォードは女の子の子役ではありませんでしたが、植木千恵は子役女優でした。植木千恵の映画の活動年齢は生まれて1953年の数歳から1960年までの最大推定は15歳付近までだったと考えられ、すっぽりこの法律の保護が適応される子役の概念に当てはまる活動です。なので男の子を含めた”子役のみで活躍した映画の名子役”に十分該当するレベルの活動をしたと考えています。男の子の子役では多くいますが、女の子の子役のみの活動で異例の50作に映画に出演しました。

 

女の子の子役の名子役の美空ひばり高峰秀子は子役以後の成人女性の女優としても多くの映画に出演しましたが、植木千恵は子役のみの活動、これが彼女を歴代1位とも言える実積に持ち上げたともいえるでしょう。

 

何故なら女の子の子役の活動のみでは日本で歴代最多ともいえる映画出演数だからです。