タイトルの「嘘と誠」は西城秀樹の唯一の代表作ともいえそうなレベルの映画「愛と誠」にリンクさせていますが、これも明確な代表作としては微妙なところです。
西城秀樹は歌手としてはヒットではなく、スマッシュヒットが多かったですね。そして大ヒットはほとんどあまりませんでした。映画やドラマもあわせていくつなの代表作のみ、歌番組やバラエティ露出が多いので当然ながら知名度は高いです。その知名度はテレビ汚染の植え付けであり、事実上の実積のまやかしです。テレビに出た=すごい人物ではないのですから。
許せない!!日本映画400作の映画音楽家のパイオニアの一人の木下忠司を無視したマスコミ報道
ちょっと反れますが、日本映画400作の映画音楽家のパイオニアの一人の木下忠司は本当にすごい音楽家でしたけどね。映画だけでも簡単な代表作も数十あります。彼は相当活躍したんですが、最近に亡くなってもテレビがほとんど報道しませんでした。ラジオはちょっと取り上げたんですが、これは個人的には許せません。亡くなった西城秀樹には申し訳ないんですが、木下忠司のほうが功績は断然上だと考えています。ですが、ほぼ取り上げていませんからねw本当に草生えますね。
ミヤネ屋の相変わらず過剰報道に釘
だいぶマスコミが大きめに取り上げている気がしました。特にミヤネ屋はひどかったです。もちろん彼もその時代なりには活躍したわけですが、ずぶずぶのテレビ関係者であり、だいぶ実積や印象を持ち上げてる印象がありました。
ミヤネ屋は西城秀樹の生涯をまとめた煽り映像とも思えるVTRを14時台と15時内の2度流すなどの痛々しく、15時台も途中まで同じの紹介VTRであり、非常に草でした。良い部分だけを誇張した過剰報道に釘です。
西城秀樹の簡単な歌の売り上げ参考データ
持ち上げてる証拠として、ちょっと数字的に取り上げてみます。
手持ちのオリコン本の実売りデータによると売りの100万枚はゼロ、50万枚以上は「激しい恋」(約60万枚)と「YOUNG MAN」(約80万枚)の2曲のみ、「ちぎれた愛」はぎりぎり50万枚いきませんでした。当時の状況も重々承知しているわけですが、当時でも50万枚が2曲くらいだと正直弱いです。
次に30万枚以上は10曲であり、ここはまあまあすごいとは思います。
西城秀樹の簡単な歌の売り上げ参考データ(重要)
100万枚はゼロ曲(大ヒット)
80万枚以上は1曲
50万枚以上は2曲(中ヒット)
30万枚以上は10曲(小ヒット)=ココは彼が評価できるところ
30万枚が10曲あれば、当時のソロでもあるのでまあすごいですよね。ですが100万枚の大ヒットはゼロです。
さらに1973~1979の6年間の短期間で30万枚を記録、これはかなり短いです。1979年を最後に最後の曲まで30万枚以上がゼロのまま、2018年に亡くなるまで39年続きました。
こうした事実に基づいたデータからも西城秀樹は若手の70年代のみがピークの歌手だとわかります。
、
以上のことから彼は6年程がピークの短命のスマシュヒット歌手です。これが真実だと考えられます。テレビはヒット曲を連発と伝えていましたが、正確には嘘です。ヒットよりはただのスマシュヒットなのですから。
これがテレビが取り上げない真実の証拠だと考えています。
代表作はたった3作だけとおなじみの「数多くというマスコミ特有のまやかしの言葉」
さらに映画要素のブログでもあるので映画とドラマについても短く取り上げましょう。
映画の代表作は3部作として作られた1作目『愛と誠 (1974)』だけ、2~3作は別俳優が主演。
さらにテレビドラマは『寺内貫太郎一家』(1974)と『寺内貫太郎一家2』 (1975)だけでした。個人的にももちろん視聴しています。
梶原一騎のそこそこ有名な漫画の実写化、池上季実子が主演したテレビドラマ版も視聴しています。
テレビ報道では数多くの映画やドラマと嘘をついていましたが、出演した作品数はすごく少ないです。テレビ報道は映画やドラマの出演が通産で20くらい(芸歴40年以上ではほとんど出ていないクラス)でも数多くの作品と取り上げます。これも大きなデマであり、明らかなまやかしです。
映画とテレビドラマが数本のみ(一般的に計3作のみ)では活躍した取り上げるのはおかしいと思います。映画で50や100作の代表作がある俳優もいるわけですし、テレビで10作以上の代表作も多くいますから、映画1、ドラマ2くらいでは映画とドラマで活躍したと個人的には思えません。
西城秀樹の映画とテレビドラマの代表作
映画
『愛と誠 (1974)』
テレビドラマ
『寺内貫太郎一家』(1974)
『寺内貫太郎一家2』 (1975)
まとめ
西城秀樹は70年代には活躍したので一時的な一種のスターだったのは事実ですが、ミヤネ屋が取り上げていた大スターやビックスターは正直多きく持ち上げ過ぎの過剰報道だと感じました。
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