一直線女子の映画向上会

国内や海外を問わず映画界の問題点や向上改善に迫っていく次世代型映画ブログ

3つの時代の大石内蔵助 歴代忠臣蔵映画を代表するトップ3主演俳優集結

 

 

映画を極めろ一直線女子 大映画音楽家のデビュー作3時間37分大超大作『岡野さんと毛利さんと悪太郎さん』を公開いたしました。

 

 

この記事は上記の裏側の

eiga-ityokusen-jyosi-tubuyaki.hatenablog.com

 の続きとなります。

 

 

 

3つの時代の大石内蔵助 歴代忠臣蔵映画を代表するトップ3主演俳優集結と題して展開します。 裏記事を書いていたら時代劇六大スターについてではなく、こちらの内容が膨大に膨らんでしまい、当初の予定とは食い違ってしまいました。

 

本来は冬なのですが、あえて夏の忠臣蔵映画記事として公開することになりました。夏も涼しくなる怪談よりも国民的な忠臣蔵です。

 

 では3つの時代の大石内蔵助 歴代忠臣蔵映画を代表するトップ3主演俳優の真実にシンプルに迫ります。

 

 

 

 

 

 
3つの時代の大石内蔵助を演じ、歴代忠臣蔵映画を代表するトップ3の大石内蔵助の主演俳優

 

 

 


3つの時代の大石内蔵助を演じ、歴代忠臣蔵映画を代表するトップ3の大石内蔵助の主演俳優

大石内蔵助を主演で演じた回数が映画5度以上のみ *はそれぞれの1位


尾上松之助 サイレント映画大石内蔵助忠臣蔵映画のトップ主演俳優

 *演じた本数が1位

大河内傳次郎 サイレントから戦中までにかけてを代表する大石内蔵助を演じた忠臣蔵映画のトップ主演俳優  *大石内蔵助を演じた年数1位

片岡千恵蔵 戦後から日本映画最大の黄金期にかけてもっとも演じ、歴代で最多の観客動員を記録、戦後の大石内蔵助を演じた忠臣蔵映画のトップ主演俳優 *戦後の総観客動員1位*カラーの忠臣蔵の総観客動員も歴代最多

 

 

 

 

忠臣蔵 櫻花の巻・菊花の巻 [DVD]

 

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片岡千恵蔵×松田定次の日本映画史上最大の黄金コンビ、日本映画史上の主演俳優と監督のコンビとしてはベスト10のみにおいて1億人を軽く越す、歴代コンビでもっとも多くの観客動員を記録しました。

この1959年公開『忠臣蔵 櫻花の巻・菊花の巻』も年間上位の1500万人を軽く越す観客動員を記録。20巻、約183分、約3時間3分の超大作。

 

 

 

 

忠臣蔵 櫻花の巻・菊花の巻』の豪華配役と時代劇映画史上最大の強力布陣

 


片岡千恵蔵大石内蔵助市川右太衛門の脇坂淡路守、 中村錦之助浅野内匠頭美空ひばりは事実上のヒロインとして描かれ、赤穂浪士の協力者のオリジナルキャラクターのおたかを演じる、大友柳太朗は堀部安兵衛大川橋蔵は千恵蔵も戦前に演じた岡野金右衛門東千代之介は岡島八十右衛門、助演俳優として東映の専属となって数年目の大河内傳次郎吉田忠左衛門月形龍之介美空ひばり演じるおたかの父・橋本平左衛門で登場の日本映画最大級の超豪華布陣


晩年の人気が低迷した頃の榎本健一も端役で出演、吉良上野介東映映画に大きく貢献した助演俳優の大物俳優の進藤英太郎でした。

 

さらに『忠臣蔵 櫻花の巻・菊花の巻』は1959年に公開、脇役ですが、2018年7月時点で現役の北大路欣也は千恵蔵の大石内蔵助の息子の大石主税里見浩太郎(現・里見浩太朗)は将軍の綱吉、中村賀津雄は上杉綱憲を演じています。中村賀津雄は子役からであり、多少の芸歴がありましたが、当時は3名とも若手でした。


他にも多くのスター俳優、名優やヒロイン女優が登場。日本映画史上歴代上位の通産総勢70名以上の有名俳優が出演し、現在の日本映画には不可能といえるでしょう。

 


橋本平左衛門という人物は現実にも存在しましたが、当時の東映ならではのデフォルメで年老いた父親の姿で登場、描かれています。史実の橋本平左衛門赤穂城の開城後、京都に移り住み、そこで出会った遊女で18歳で心中したと記録が残されています。

 

ub27748忠臣蔵 櫻花の巻菊花の巻復刻ポスター 片岡千恵蔵 中村錦之助 長谷川裕見子 千原しのぶ 丘さとみ

ub27748忠臣蔵 櫻花の巻菊花の巻復刻ポスター 片岡千恵蔵 中村錦之助 長谷川裕見子 千原しのぶ 丘さとみ

 

ポスターに各クレジットが上位のみ載っています。映画には詳しくはなかったといわれる東映の初代社長の大川博は事実上の責任者としての製作者の表記、直接な製作は大プロデューサーとして知られる玉木潤一郎などが担当していました。

 

 

 

 

比佐、川崎、松田のホームラントリオ

 

さらに比佐、川崎、松田のホームラントリオ、のちの「月光仮面」や同東映の「七色仮面」、「仮面ライダーシリーズ」や「スーパー戦隊シリーズ」など多大なにつながる先駆となった変装のヒーロー「多羅尾伴内シリーズ」の生みの親でもあり、大型作品の東映の黄金期を支えた東映ナンバーワンの大脚本家の比佐芳武松田定次と長年のコンビを組み、最大のの黄金期の東映ナンバーワン撮影者といわれた川崎新太郎、そして東映ナンバーワン監督の松田定次

 

 

比佐、川崎、松田のホームラントリオは東映プロ野球球団の東映フライヤーズ(現・北海道日本ハムファイターズ)を持っていたことにあやかり、当時の東映映画の予告編でも現実に使われているフレーズです。

 

 

 

 

 

忠臣蔵 櫻花の巻・菊花の巻』 日本映画の至宝の主演300作俳優同士の1対1の場面

 

 

 

忠臣蔵 櫻花の巻・菊花の巻』数回の視聴済み、全体はオーソドックスな展開で魅せた忠臣蔵映画、現在観ても秀作といえる内容です。多くの見所がありますが、ワイプ写真にある市川右太衛門の脇坂淡路守と片岡千恵蔵大石内蔵助の1分ほどの日本映画の至宝の主演300作俳優同士の1対1の場面は個人的には最大の名シーンでしたアメリカ映画にような派手なシーンはお金があれば誰でも作れて非常に簡単ですが、それを超越したシーンはもっとも難しい、それがある。

 

 

このシーンの良さが分かるか分からないかで、時代劇映画ファンなのか、時代劇映画を理解できない初心者なのかが大きく別れそうですが、テレビが今でも過剰に取り上げている美空ひばりの出演作でもあり、映画の彼女の映像見る、演技を知るからだけでもいいので機会があれば見て触れていただきたい、見る挑戦していただきたいところです。

 

 

 

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